- 「営業マンは見た目が大事」と聞くけどなぜ大事なの?
- 見た目よりも商品力や商談資料の内容が良ければ良いのでは?
- 営業マンとして結果を出せる見た目を手に入れたいな。
今回はそんな悩みを持つあなたへ、営業マンが知っておきたい「見た目の心理学」について解説します。

人は見た目ではなく中身が大事だ!
こんな声を学生時代や社会人の時に聞いたことがあるのではないでしょうか。



こういう発言してた大学時代の友人イケてなかったよな…。
ただ、営業マンは「見た目より中身!」とは言ってられません。
実は見た目をサボると一気に営業活動がハードモードになります。
見た目が与える影響力はお客様や上司・部下だけでなく、自分自身にも力がはたらきます。
つまりあなたの見た目によって大きな武器にも欠点にもなるのです。
そこでこの記事では『見た目の心理学』という点から、見た目の影響力を解説します。
『見た目の心理学』を知ることで、お客様や社内の人と関わる際の印象を演出し、理想とする結果を手に入れるチャンスを増やすことができます。



私自身も見た目の大事さを知ることで、
日々の営業活動時に必要な見た目を理解することができました!
記事前半ではそもそも心理学とは何か、営業マンが見た目の心理学を知っておく理由を、
後半では知っておきたい見た目の心理学を解説するので、日々の営業活動に活用していきましょう!
参考にした本
そもそも心理学とは?結論、自分や相手の感情がどう動くかを知る学問


突然ですが、そもそも心理学ってどんなものか、あなたはご存知でしょうか。
漫画やアニメで聞いたことはあるけど、具体的に考えたことなかったなという人も多いはず。
結論、心理学とは心の仕組みを科学的な方法で理解をする学問のことです。
心を深く知り、理解をすることで、人を助けたり、社会を良くすることに活用できるものになります。
自分や相手の感情はどのように動くのかを研究されており、「医療現場」「心理カウンセラー」のような専門的なことだけでなく、「商談」「マーケティング」「コミュニケーション」など普段営業マンのあなたが取り組んでいることでも活用をされています。
心理学を知ることで自分自身のことや対面する相手のことがわかります。
- どうして自分は商品を購入しようと思ったのか。
- なぜ自分はこの感情になったのか。
- どうして相手は契約を結ぶ気になったのか。
意識して自分の振る舞いを変えるきっかけにできます。
どのようにして相手は商品に興味を持つのか。
どのように購入へ移行するのか。
何で興味を失ってしまうのかを知ることができるでしょう。
このように心理学の技術はあなたの営業活動の一助になる学問です。
営業マン×見た目の心理学の強さ:見た目で人の感情は変わる


その中でも営業マンであれば、是非知っておきたいのが「見た目の心理学」です。
- 『人は第一印象で判断される』
- 『人は見た目が9割』
- 『何をいうかより誰が言うか』
この言葉には見た目の心理学のチカラが含まれています。
そして見た目の心理学を身につけることであなたの営業活動の難易度は劇的に変わっていきます。
ここは是非身につけて周囲と差をつけましょう。
見た目の心理学を知ると話をする前から次のような項目で相手や自分自身の感情や行動がわかります。
- 身体動作 :身振り手振り、姿勢、表情、目の動きなど
- 身体特徴 :容貌や頭髪、スタイル、皮膚、体臭など
- 接触行動 :スキンシップの有無、やり方など
- 近言語 :泣き、笑いなどの言葉に近い動作、声の高低やリズムなど
- 空間の使い方:人との距離感や着席行動(どこに座るかなど)
- 人工物の利用:化粧や服装、アクセサリーなど
- 環境 :インテリア、照明、温度など
引用:非言語コミュニケーションの手法(アメリカの心理学者ナップによる分類)
会話以外でわかる非言語コミュニケーションの内容によって営業活動も変わっていきます。
例えば社外のお客様、社内の上司や同僚、後輩といった他者との関わりの場合であれば次のようなことがわかります。
- お客様の服装や態度で相手の感情や悩みを察することができる。
- 上司の行動や態度を意識することで適正なタイミングで相談や質問ができやすくなる。
- 後輩の仕草や机の環境で早期に悩みを気がつきやすくなる。
相手のことがわかるようになり社内、社外での振る舞いが楽になるでしょう。
また見た目の心理学は営業訪問を行う自分自身に対しても活用できます。
自分の見た目を意識的に変えると次のようなことが生まれます。
- コミュニケーション力がアップする。
- 「仲良くなりたい」「交渉ごとを成功させたい」といった時の成功確率を高めれる。
- 相手の見た目に惑わされにくく、見た目だけで判断しない知恵が身につく。
このように見た目の心理学を知ると、あなた自身、社内、社外のお客様との関わる際に情報を知った状態になれるため、営業力が高まっていきます。
ゲームで例えるなら攻略本を持って挑むようなものです。
自分のパワーや相手の行動パターンを知っているだけで攻略確率は格段に高まります。
ぜひ身につけて営業活動をイージーモードにしましょう。
営業マンが知っておきたい見た目の心理学6選


ここからは具体的に営業マンが知っておきたい見た目の心理学を6つに絞り解説します。
営業マンが知っておきたい見た目の心理学は次の6つです。
- 初頭効果
- メラビアンの法則
- ハロー効果
- 役割効果、白衣効果
- 清潔感
- 色彩心理学
上記6つの心理学を知っておけば攻略本でいう基礎基本の情報は押さえたことになるでしょう。
ぜひまずは知っていき、いずれは意識的に実践できる状態になっていきましょう。
見た目の心理学 ①:『初頭効果』人は第一印象で判断される


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、1つ目は初頭効果です。
結論、人は第一印象で判断されます。
初頭効果とは、心理学者のソロモン・アッシュが明らかにしたもので、最初に提示された情報に強く影響される心理的な傾向のことです。
最初に良い印象を持てば、その後も相手の良い面に目がいきます。
逆に最初に「なんか嫌だな」と思ってしまうと、ささいな言動に対しても悪い印象を持ちやすくなってしまいます。
新入社員時代、初めて会った先輩社員の雰囲気によって話しかけやすさが全く違ったのではないでしょうか。
フランクに挨拶をしてくれる人には話しかけやすかったですし、イライラされていて大変そうだ状態だと話しかけていいのかわからなく、不安だったこともあるでしょう。
これには「初頭効果」と呼ばれる第一印象の力が大きく影響しています。
営業マンもこの初頭効果はかなり意識したいポイントです。
なぜなら営業マンは新規のお客様とお会いする機会を一般の人に比べると多く、「初頭効果」が発動するタイミングがかなり多いから。
初頭効果を意識して、お客様と初めてお会いした時や新しく部署に後輩が入ってきた時に与えたい印象を持たれるような見た目を手に入れましょう。
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見た目の心理学 ②:『メラビアンの法則』人は見た目が9割の本当の意味


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、2つ目はメラビアンの法則です。
結論、営業マンは見た目が9割です。
あなたは「メラビアンの法則」を知っていますか。
「メラビアンの法則」は知らなくでも、「人は見た目が9割」という言葉であれば聞いたことがある方も多いでしょうか。
これは2005年に竹内一郎さんが著者で出版された本で、2022年時点で200万部売れている超ロングセラーの本です。実はこの9割というのがメラビアンの法則のことを言っています。
「メラビアンの法則」というのは1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものになります。
話し手が聞き手に与える影響は「言語情報(何を話すか)」「聴覚情報(どんな話し方か)」「視覚情報(どんな見た目か)」の3つから構成されており、この3つの情報が矛盾しているとき、どの情報が優先して受け取られるかを研究したものになります。
結果は以下の通りになりました。
- 知覚情報(どんな見た目か)=55%
- 聴覚情報(どんな話し方か)=38%
- 言語情報(何を話すか) =7%
上記の結果から、話ている内容がおかしくても見た目が良いと7%しか影響せず、
見た目や話し方がおかしいと、どれだけ正しいことを言っても93%の人は影響してしまいます。
営業マンであれば、お客様、上司や後輩に話す機会が多々あります。
その際に与えたい印象があれば、話す内容ではなく、見た目や話し方を意識して取り組みましょう。
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見た目の心理学 ③:『ハロー効果』1ついいところがあるだけで他もよく見えてしまう


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、3つ目はハロー効果です。
結論、あなたの印象は見た目や肩書きによって大きく変わります。
ハロー効果とは輝かしい一面があるとその人全体が素晴らしく見えてしまうことを後ろから光が刺している状態である「後光」や「光輪」を意味する「ハロー(halo)」に例えたものになります。
わかりやすい例としておバカタレントが挙げられます。
たとえおバカでちんぷんかんぷんな回答や言動が多かったとしても、見た目が良くイケメンや美人、愛嬌があると笑ってもらえ、愛されることが多いです。
でもここで見た目が悪いと見てられません。
高校時代に見た目が悪く、頭も悪い状態の人がいましたが、彼がちんぷんかんぷんな回答をした時は笑いも起きず、なんともいたたまれない雰囲気になったのを覚えています。
そう、過去の私です。
ハロー効果は見た目や肩書き・実績から生まれます。
営業マンであれば外見はもちろんのこと、「社長・部長」のような役職、「福岡エリアで営業成績1位」といった実績があると、この人優秀かもと生まれます。
逆に服のシワがすごい、目の下のクマがすごい、寝坊癖があるのようなネガティブな印象があると、この人は大丈夫だろうかと思われてしまいます。
若手営業マンであれば役職や実績はまだないことが多いです。
まずは見た目やネガティブな印象を持たれないことを優先して取り組んでいきましょう。
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見た目の心理学 ④:『役割効果・白衣効果』自分の見た目や服装によって行動が変わる


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、4つ目は役割効果・白衣効果です。
結論、自分の見た目や服装によって行動が変わります。
「役割効果」とは特定の役割や立場にある人が、どのような行動をとるべきか自ら理解し、その役割や立場に相応しい態度や振る舞いをすることを指します。
同じようなもので「白衣効果」もあります。
制服やスーツなどの、役割をイメージさせるコスチュームを着ると服装から「役割効果」が発動することがあります。
あなたは学生時代のアルバイトや社会人になり仕事で制服に着替えた時、普段よりも行動や振る舞いが変わったことはないでしょうか。
学祭などで女装をしたら女の子らしい振る舞いをしたでしょうし、寝巻きに着替えたらオフモードに入ることでしょう。
この役割効果・白衣効果を意識して仕事に取り入れると行動が変わっていきます。
ぜひあなたがセットしたり、着るものに手に入れたい状態の力を持ったものを揃えていきましょう。
営業マンの場合、顔周りで言えば、まずは髪型やひげを。
身体周りで言えば普段着用するビジネスファッション。特にスーツと革靴に意味を取り入れていきましょう。
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見た目の心理学 ⑤:『清潔感』初対面の方や女性に好印象を与える


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、5つ目は清潔感です。
結論、清潔感があれば初対面の方や女性に好印象を与えれます。
突然ですが、あなたは自身の清潔感に自信はありますか。
多少見た目が不潔で、口臭、体臭があっても大丈夫でしょ?と思っているあなた。
それは大きな間違いです。
なぜなら「清潔感」はお客様の第一印象に大きく影響し、対面から商談の場、商談の場から信頼につながる切符のようなものだからです。
不潔な人は印象が悪くなります。
一緒に居たいと思われにくくなります。
しかも初対面の出会いが多い営業マンであれば、挽回するチャンスがありません。
仕事をする際の見た目で一番大事にしたいのが、相手目線を持った見た目にするというものです。
プライベートであればあなたの好きな髪型、好きな服装、好きな香りで過ごしたら良いと思いますが、仕事の場であれば必ず職場の人やお客様がいます。
そして営業職であれば対面で会話したり、実際に一緒に作業することもあるでしょう。
そのためにもお客様に会う前には、ぜひ相手目線で立って自分の清潔感が失われてないか注意して見ましょう。
減点されないだけでも、何もしていない人に比べるだけで反応が変わります。
清潔感を身につけて第一印象で減点されないようにしましょう。
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見た目の心理学 ⑥:『色彩心理学』色はあなたや相手の心に作用する


営業マンが知っておきたい見た目の心理学、6つ目は色彩心理学です。
結論、色の持つ力をうまく活用していきましょう。
あなたは「色彩心理学」というのを聞いたことがあるでしょうか。
これは名前の通り、色が持つ力についてまとめられたものになります。
わかりやすい例として戦隊ヒーローモノが挙げられます。
あなたが思い出に残っている戦隊ヒーローものはなんですか。



恐竜が合体する爆竜戦隊アバレンジャーかな?
あなたの幼少期にやっていた戦隊ヒーローものはなんだったでしょうか?
きっと三~五人組でいろんな色のヒーローがいたはずです。
ただ思い返してみるとなぜかレッドは情熱的でリーダーっぽいし、ブルーは冷静でサブリーダーぽい。
イエローは明るく活発的で、ピンクは優しく、可愛らしいイメージ。
グリーンは保守的で、穏やかなイメージがないでしょうか。
同じように営業マンでも色によって印象が大きく変わりますし、身につけているあなたの感情も変化していきます。
ぜひ自身の服装や持ちものに与えたい印象や受けたい印象の色を取り入れて、営業活動に取り組んでいきましょう。
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まとめ:営業マンが見た目の心理学の力を身につけると強力な武器になる


『見た目の心理学』という点から、見た目の影響力を解説していきました。
初対面のお客様とお会いすることの多い営業マン。
見た目の力は人の感情に大きな影響を与えます。
そして感情がプラスに動けば「この人から話を聞きたい」「この人から商品、サービスを買いたい」と動く可能性を増やすことができます。
その際に押さえておきたいのが見た目の心理学です。
- 初頭効果
- メラビアンの法則
- ハロー効果
- 役割効果、白衣効果
- 清潔感
- 色彩心理学
上記6つの心理学を知り、実践できれば好印象を与え営業活動をイージーモードにできること間違いなしです。
見た目の心理学を知り、その効果を持った見た目に磨いていきましょう!
以上!


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