- なんだか訪問先のお客様から嫌がられてる気がするけど、何がいけないのだろうか。
- お客様からご指摘を受けたり、むすっとした態度を取られてしまうことが多いな。
- 言いたいことは話せてると思うんだけど、なかなか仕事が繋がらないし売上が上がらないな。
「もしかして嫌われてるかも?」悩みを感じている若手営業マンのあなたへ嫌われる営業マンの特徴とその対策を解説します。
何だか最近、訪問先のお客様の反応が悪くて・・・
言いたいことは話せてると思うんだけど、なかなか仕事が繋がらないんですよね。
そんなあなた、もしかしたら嫌われる営業マンになってしまっているのかも知れません。
この記事では前半で嫌われる営業マンの特徴を、
後半では嫌われないための対策やまず何をしたらいいかについて解説しています。
ぜひ成果が出て自信の溢れる営業マンになっていきましょう。
嫌われる営業マンの特徴6選
では具体的に嫌われる営業マンはどんなことをしているのでしょうか。
順に説明します。
嫌われる営業マンの特徴1:第一印象(見た目)が良くない。
嫌がられる営業マンは、清潔感がない身なりをしています。
見た目が悪く、清潔感が無い人とはまた会いたいと思いませんよね。
さらに髪はボサボサ、しわくちゃなワイシャツ、シミだらけのスーツ、汚れた靴を履いている営業マンは、商談の際、お客様に自分の話を聞いてもらえません。
なぜならメラビアンの法則によると、第一印象は見た目が55%とも言われます。
つまり目に入ってくる情報で大半の印象が決まり、そこの印象が悪いと話に耳を傾けてもらえないということです。
見た目を磨くことは、相手とコミュニケーションをする上でとても大切です。
嫌われる営業マンの特徴2:相手の話を聞かず、自分の話ばかりする
嫌がられる営業マンの特徴として、自分の話や商品を相手に聞かせることをしています。
これは、相手の状況を考えず、一方的な押し売りです。
多くの人は人の話を聞くよりも、自分の話を聞いてほしいと思っています。
自分の興味のない話を延々とされるということは苦痛でストレスを感じるのです。
営業マンは相手の悩みを解決することが大切です。
相手の悩みや困っている事をヒアリングした上で、課題解決の提案をしていくことを忘れないようにしましょう。
嫌われる営業マンの特徴3:相手の時間を考えない
嫌がられる営業マンは、相手の時間を考えずに対応しています。
相手は「この営業マンは配慮が無いな」と感じます。
人生は有限であり、その中で相手は1日の貴重な時間をつくって、対応してくれています。
だからこそ
- 商談は約束の時間通りに終えること
- 相手がどのくらいの時間、商談可能かを確認する
などのことは行っていきましょう。
嫌われる営業マンの特徴4:レスポンスが遅い
メールの返信、お問合せの回答が遅い営業マンは信頼を失い、嫌われます。
人は対応が遅いと、だんだんと不安や不信感を抱きます。
例えば、商談や電話で質問をしたとします、
そこで相手の営業マンから「すぐにお調べして回答を差し上げます。」と言われたとします。
しかし、2、3日経っても回答の連絡が無かったら、どんな気持ちになるでしょうか。
- 信用できないな
- 直ぐに回答するって言ったのに、嘘つきだ
と思いませんか。
どんな事情があっても、レスポンスは早くすることで信頼に直結します。
嫌われる営業マンの特徴5:約束を守らない
約束を守らない営業マンは、嫌われます。
約束を守ることは人として、最低限のマナーだからです。
どんなに見た目が良い印象でも、トークや提案内容が素晴らしくても、約束を守らない営業マンは、頼りにされません。
時間を守ること、お問合せの回答、納期を守ること、全てお約束です。
一番大切なことと言っても過言ではありません。
嫌われる営業マンの特徴6:電話応対が悪い
元気がなく、小さな声でボソボソと話す営業マンはやはり印象が悪くなります。
顔が見えないので、相手は電話の声で表情やしぐさを想像します。
- 面倒臭いのかな
- なんだか話すの嫌だな
- せっかく電話したのに、他の人にしようかな
上記のような感情が湧いてきます。
電話対応も大切な相手の時間です。
思いやりをもって、気持ちの良い対応を心がけましょう。
嫌われる営業マンにならないための対策6選
嫌われる営業マンの特徴を紹介しました。
嫌われないためには、単純にその反対をすれば良いだけです。
≪嫌われる営業マン≫ | ≪好かれる営業マン≫ |
---|---|
・第一印象(見た目)が良くない | ・第一印象(見た目)を良い |
・相手の話を聞かず、自分の話ばかりする | ・相手の話を聞いてから、自分の話をする |
・相手の時間を考えない | ・相手の時間を考える |
・レスポンスが遅い | ・レスポンスが早い |
・約束を守らない | ・約束を守る |
・電話応対が悪い | ・電話対応が良い |
上記は少し抽象的なので、もっと具体的にどんなことをすれば良いのかを解説します。
嫌われる営業マンにならないための対策1:第一印象はどんな時も明るく朗らかに対応
清潔感のある身だしなみは大前提として表情や声のトーン、しぐさは「明るく朗らかに」をテーマに対応しましょう。
「あなたに会えて良かった」と思ってもらえるからです。
人は1日を笑顔で楽しく過ごしたいと思っています。
一般のお客様も企業の担当者も同じです。
その中で、1日に出会う人というのは限られていますし、その限られた人の中で、明るくて元気よく対応してくれる人と出会えることは、とても嬉しい気持ちになるはずです。
嫌われる営業マンにならないための対策2:相手の話をよく聞き、相手の役に立つお話をする
相手の悩み事、困りごとを聞き出して、相手の役に立つことです。
そういったところから、相手との信頼関係が築かれていくからです。例えば
- 最近肩こりがひどくて
- どこか良いゴルフ場ないかな
- 子どもの遊び場で良いところないかな
- 車の保険を相談したくて
こんなことが、雑談の中でヒアリングできたとします。
もちろん、本業とは全く関係ないかもしれません。
しかしながら、誠心誠意、自分が知っている情報、人脈を使って問題解決に取り組みます。
そういった働きかけから、相手は信頼してくれて仕事を依頼してくれるようになるのです。
嫌われる営業マンにならないための対策3:営業トークは簡潔にあっさりと!
相手の時間がなく、商品を提案するだけの際は、簡潔にあっさりと概要だけお話します。
なぜなら、基本的に相手は聞きたくない、欲しくないからです。
特に初対面では、5分以上長居しないことが鉄則です。
そうすることで、相手のストレスを最小限に抑え、もう少し聞いても良かったなと思わせることができるかもしれません。
他の営業マンと差別化を図りましょう。
嫌われる営業マンにならないための対策4:お礼や回答は迅速丁寧な対応を!
商談のお礼、お問合せの回答は可能な限り早く伝えましょう。
そうすることで、すぐに対応してくれる人だと印象付けることができるからです。
手紙やメール、電話など、事柄に応じて適切な手段で丁寧に回答しましょう。
嫌われる営業マンにならないための対策5:どんな小さな約束もしっかり守る
その4と少し重複しますが、打ち合わせの際にいただいた問い合わせの回答や、ちょっとした会話の中での約束は必ず守りましょう。
信用の貯金ができていきます。
例えば
- 今度のゴルフコンペ会場の予約
- 次回の商談日時の確認
- 商品の在庫
など、様々です。
嫌われる営業マンにならないための対策6:電話を掛ける時、掛かってきた時は感謝の気持ちで対応します
突然相手の時間を奪ってしまうことを意識して、電話を掛けます。
すると自然に「今お電話大丈夫でしょうか。有難うございます。」という言葉が出るはずです。
電話を掛けてくれるということは、
- 自分を頼りにしてくれている
- ご質問をしてくれている
- 自分の顔を思い浮かべてくれている
などと考えると感謝の気持ちが生まれますよね。
そうすると、『お電話有難うございます。』という言葉が出るはずです。
【初めの第一歩は?】結論、まずは見た目を整えよう
結局何から始めたら良いのか分からない方のために、まずは第一印象(見た目)を整えましょう!
見た目を変えると自分に余裕が生まれ、相手目線で物事を考えられるようになるからです。
例えばこれまで、髪の毛のセットが上手くできた時や、ちょっとでもダイエットが成功してスタイルに自信が持てた時、オシャレな服を着て街に出た時など、ちょっとしたことで自信が持てた経験があるのではないでしょうか。
そんな風に、見た目を整えることは、自分に余裕を生むことに繋がるのです。
すると相手の事を考える余裕ができ、相手目線が身につき残り5つも修得できますよ。
まとめ:嫌われる営業マンの特徴と嫌われない営業マンになるための対策
嫌われているからと言って、落ち込む必要はありません!
こうやって調べている時点で、良くなりたい、変わりたいと思っているということですから。大丈夫です!
悪い印象から良い印象へ変わった時の方が、相手にはより好印象に残ります。
是非、参考にしてもらい、引っ張りだこで人気者の営業マンになってください。
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