- 入社して数年。少しずつ営業活動も慣れてきた。
- 仕事で使用するものを新入社員時代に購入したものから新調していきたいな。
- でも実際に一流の営業マンはどんな持ち物を、どんな基準で選んでいるのだろう?
そんな一流の営業マンになりたいあなたへ向けて、持ち物を選ぶ基準や内容を紹介します。

営業職に就職して数年。
慣れてきたし、カバンの中身もこだわっていきたい。
けど何が必要なんだろう。
営業職は見た目や第一印象が大事という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
そう考えると、お客様の前で出す持ち物はいいものを選びたいですよね。
また準備が8割という言葉も聞いたことがあると思います。
安心して営業先に訪問できるように、カバンの中身を準備したいところです。
とはいえどんな持ち物を持っておく必要があるのかわからないことも多いですよね。
そこで今回は周囲のできる営業マンや、本の情報を元に、一流の営業マンはどんな持ち物を選んでいるかを紹介します。
結論、一流の営業マンは商品の見た目は相手目線で、内容は商談時に安心感を持てる持ち物を選んでいることが多いです。
記事前半では一流の営業マンは何を基準に持ち物を選んでいるのか。
後半では一流の営業マンの持ち物の具体例を紹介していきます。
カバンに入れた武器で営業先に伺います。
武器を磨き、安心した状態で訪問できるようになりましょう。



必要なものが入ってれば安心して訪問できるね!
一流の営業マンは何を基準に持ち物を選んでいるのか【結論、相手目線】


一流の営業マンの持ち物。
これは一体何を基準で選ばれているのでしょうか。
結論、お客様からの見え方です。
実際に先輩に聞いたり、観察してみると次のような特徴がありました。
- 相手に信頼してもらえるか
- お客様を不快にしないかどうか
- 清潔感を維持できるか
- 社会人らしい見た目かどうか
このように相手目線で選んでいる印象を受けました。



自分が好きだからとかではないんですね。
持ち物はお客様、営業マン自身に『安心感』を与えている
相手目線で持ち物を選ぶとどんな良いことがあるのでしょうか。
一流の営業マンとしてお客様と相対する際に、大切になってくるのが「安心感」です。
新規のお客様でも、継続して関係性を作っていくお客様でも、「この営業マンから買いたい」となるためにはあなたに対しての安心感が必須です。
安心感を生むのに持ち物はどんな効果を持っているのでしょうか。
持ち物の持つ効果として、次の2点が挙げられます。
- 持ち物からこの人はおかしくないと安心できる
- 堂々とお客様へ提案ができる
順に解説します。
持ち物からこの人はおかしくないと安心できる
まずはお客様が営業マンへ感じる印象です。
持ち物はお客様の安心感に関わってきます。
お客様は第一印象であなたのイメージを掴み、話を聞く中でよりあなたは信頼できる人かを判断していきます。
髪型や服装、靴やカバンなど多くの要素から判断されますが、商談の際に使っている持ち物もあなたが信頼できるかの判断材料になることでしょう。
そこでどんなものを使用しているかであなたの印象が変わります。
- 高校、大学生時代に使うような筆記用具だと、若手感が出ます。
- 高級感のある筆記用具からは、社会人感が出ます。
- ボロボロになった持ち物からは、だらしない印象が生まれます。
- 手持ち資料として出されたものが折れたり、しわがあると管理が苦手という印象が生まれます。
このようにどんな持ち物を使っているかで印象は変わります。
お客様によって何が良いというのは変わってきますが、あなたのお客様が「この人はおかしくないだろう」と思ってもらえるような見た目の持ち物を用意しましょう。



どうしても相手の雰囲気で判断しちゃいますもんね
堂々とお客様へ提案ができる
こちらは営業マン自身の感情面です。
持ち物は営業マン自身にも安心感を与えます。
準備が8割、実行2割という言葉を聞いたことはないでしょうか。
準備の方が結構大事という意味ですが、これは営業マンの持ち物にもつながります。
あなたはお客様にお会いする際に、
- 手ぶらで行く
- 商談資料やスマホ、メモ帳や契約書などの商売道具がある状態
ではどちらが訪問しやすいでしょうか。
きっと後者でしょう。
商談をする際に必要な武器の詰まったカバンであれば、訪問時の自信は大きく変わってくるのではないでしょうか。
そしてあなたに自信がある状態での商談は、お客様目線で見ても安心して依頼しやすくなります。
持っているというだけでお守りになるのが持ち物です。
あなたが安心できる持ち物を選んでいきましょう。



持ってるだけで安心できるのは嬉しいよね
一流の営業マンが最低限用意している持ち物7選


ではここからは具体的に一流の営業マンがカバンに入れているものを紹介します。
一流の営業マンが最低限用意している必須のものと、
業種や個人の安心感によって+αで入れておきたいものがあるので分けて紹介します。
一流の営業マンが最低限用意している持ち物は次の7つです。
- 名刺入れ
- スマートフォン
- メモ帳
- ちょっと良い筆記用具
- 商談資料
- パソコンやタブレット端末
- 腕時計
順に解説します。
名刺入れ
一流の営業マンが最低限用意している持ち物1つ目は名刺入れです。
お客様との初対面の際に今でも使用するのが名刺です。
その際に使用する名刺入れは相手に安心感を与えるものを選びましょう。
注意が必要なものはプラスチックや金属のものです。
また主役は名刺のため、派手な色、大きくロゴが入ったものも威圧感が生まれ、安心感が失われます。
革製のもので色は黒・紺が安心感を生むでしょう。
そうそう買い替えるのもでもないですので、20代のうちにいいものを購入し、長く使いましょう。



私はタケオキクチの名刺入れを使用してます。
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スマートフォン
一流の営業マンが最低限用意している持ち物2つ目はスマートフォンです。
これがあればお客様からの問い合わせの電話、メモ、電卓など多くの業務をケアすることができます。
持って出るのが当たり前の方も多いことでしょう。
ここで注意が必要なのがスマホカバーです。
プライベートのものであれば趣味全開で良いのですが、会社携帯の場合は相手目線で選ぶことがオススメです。
訪問先のお客様が好きそうなものを。
特にない場合は黒や紺色などの単色で、革製品のカバーを選ぶのがオススメです。
メモ帳
一流の営業マンが最低限用意している持ち物3つ目はメモ帳です。
メモの力をフル活用しましょう。
メモには安心感を生む力が3つあります。
1つ目は理解度を高める点です。
相手との商談時に図解やイメージを書くことでより理解してもらえる可能性を高くすることができます。
2つ目は相手との約束を守りやすくなる点です。
決まった事象をメモすることで決めた約束を忘れにくくなります。
3つ目は相手が話を聞いてくれていると感じてもらえる点です。
メモをとってくれる相手には話を聞いてくれていると安心感が生まれ、より話してくれやすくなります。
ぜひ営業活動の際はメモをとりましょう。
立ちながらの会話であれば、ポケットに入るサイズを。
座っての商談であれば、A5~A4サイズのノートを1つ用意しておきましょう。
無印良品などのシンプルな見た目のノートがオススメです。



私も数ヶ月に一度、A7サイズのメモ帳とA5サイズのノートを5冊くらいまとめ買いしてるよ。
ちょっと良い筆記用具
一流の営業マンが最低限用意している持ち物4つ目はちょっと良い筆記用具です。
営業マンであれば、学生時代に使用していた筆記用具ではなく、ちょっと良い筆記用具を使用しましょう。
必要なものは次の3つだけです。
- ボールペン :自分、お客様のサイン用
- 蛍光ペン(黄色) :商談資料で伝えたいところへ線引く用
- 3色のフリクション :メモ帳へ書き込む用
ここで大事なのは「相手目線」です。
全てお客様に貸した際に「おっ!」と思ってもらえるものを用意しましょう。
良い買い物をしたとしても、100均のボールペンでサインをすると気分が下がってしまいます。
かなり高級という必要はないので、1,000円近い筆記用具を選びましょう。
メモ帳にたくさんメモをする関係で、替え芯などで交換しやすいペンを選ぶとより使い勝手が良いことでしょう。
商談資料
一流の営業マンが最低限用意している持ち物5つ目は商談資料です。
ここは言わずもがな。
商談資料がない状態では説明が不十分になり、お客様は安心して商品やサービスの契約にすすめません。
常に入れておき、使用したら都度補充しておきましょう。
また商談資料はキレイな状態を保つことが必須です。
カタログや見積書はきちんとクリアファイルに入れ、折れや汚れがつかないように整えておきましょう!
パソコンやタブレット端末
一流の営業マンが最低限用意している持ち物6つ目はパソコンやタブレット端末です。
今ではカタログや資料も電子化したり、商品によっては使い方を紹介する動画などもあることでしょう。
その場で追加の見積もり作成の可能性もあります。
この人はその場で対応してくれるというのも安心感につながる要因です。
充電も含め、きっちり準備をしておきましょう。
Apple(アップル)
Apple iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular 128GB スペースグレイ (整備済み品)
SIMフリー iPad mini 4 Cellular 128GB
腕時計
一流の営業マンが最低限用意している持ち物7つ目は腕時計です。
商談の時間を守る。自分に与えられた時間を守る。
ここはお客様との関係を築いていく中で大事な項目です。
高級なものをつける必要はありませんが、相手目線で不快感を与えない腕時計を手に入れましょう。
オススメは文字盤がシンプルなもの、もしくはアップルウォッチです。
営業マンがプラスαで用意すると良い持ち物


以上必需品を7つ紹介しました。
次に営業マンがプラスαで用意すると良い持ち物ということで、営業形態に合わせて持っておいた方が良いものを紹介します。
営業する商品によっては必需品になるものもありますので取り入れていきましょう。
紙の手帳
プラスαで用意すると良い持ち物1つ目は紙の手帳です。
個人的にはスマホで一括管理をした方が、忘れることがないためスマホのカレンダーアプリの使用がオススメですが、職種によっては紙の手帳の方が好印象を持たれることもあります。
手帳でスケジュールを管理する際は大きい方が書き込める要素が多く、ミスも減らせます。
A4サイズの表紙が革製のものを選ぶと無難でしょう。
身だしなみ対策になる持ち物
プラスαで用意すると良い持ち物2つ目は身だしなみ対策です。
外出先でも清潔感を維持するためにも、身だしなみ対策グッズをカバンに入れておきましょう。
身だしなみ対策になる持ち物は次のようなものです。
- ハンカチ、ティッシュ
- 手鏡やブラシ、爪切り
- 口臭、体臭のケアグッズ
- ウエットシートや携帯用アルコール消毒
特に商談時の清潔感につながる口臭ケアはあって損はありません。
カバンに忍ばせておきましょう。
商談関係のグッズ
プラスαで用意すると良い持ち物3つ目は商談関係のグッズです。
商談時の安心感につながるため、商談資料だけでなく必要に応じで+αの商談グッズを入れておきましょう。
商談グッズは次のようなものです。
- 名札
- 印鑑と朱肉
- 電卓
自己紹介後も安心感を持たれたいなら名札はオススメです。
保険のような契約を結ぶ系の営業マンであれば、朱肉は必須です。
見積もりなどでお金の計算が多い営業マンであれば、スマホの電卓よりちゃんとした電卓が良いかもしれません。
あなたの営業スタイルに合わせてチューニングしていきましょう。
不安解消の予備グッズ
プラスαで用意すると良い持ち物4つ目は不安解消グッズです。
営業活動ではいろんなトラブルが想定されます。
その際に焦らず対処し、安心感を与えるためにも不安になりそうな案件に対して事前に用意しておきましょう。
不安解消のグッズは次のようなものです。
- 予備の営業資料と注文書
- 雨対策の折りたたみ傘
- 電子機器の充電コード
商談時の書き間違い、突然の雨、充電不足など焦る要因は多々あります。
あなたの一日の仕事の中で思い当たる不安は事前に対応しておきましょう。



負荷にならない程度に、お守りになるものを入れておきたいね。
まとめ:お客様目線で持ち物に気を配り、一流の営業マンになろう!


今回は周囲のできる営業マンや、本の情報を元に、一流の営業マンはどんな持ち物を選んでいるかを紹介しました。
結論、一流の営業マンは商品の見た目は相手目線で、内容は商談時に安心感を持てる持ち物を選んでいることが多いです。
お客様から見てどう感じるかは持ち物選びの基本です。
カバンの大きさもあるため全て詰め込むわけにはいきませんが、必要なものが入ってるだけで営業マンであるあなたの安心感につながります。
ぜひお客様も営業マンであるあなた自身も安心感を持てる相手目線を持った持ち物を手に入れ、一流の営業マンとして振る舞っていきましょう!
以上!


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