- 営業活動や転職活動で選ばれる存在になりたい!
- 見た目の大切さを知りたい!
- 「何者か」がわかる個性のある見た目を手に入れたい!
今回はそんな悩みを持つあなたに向けて営業マンが知っておきたい見た目の話を紹介します。
営業活動や就職、転職活動を行う際によく「見た目」は大事にしたほうが良いと聞くことはないでしょうか?
実は見た目は思っている以上に大事になってきます。
特に人に物やサービスを紹介する営業マン。
自分自身を企業へ売り込む就職、転職活動では見た目が与える第一印象は大事になってきます。
そこで今回は「見た目が想像以上に大事な理由」として、見た目の重要性と得たい評価を手に入れるための方法を解説していきます。
記事前半では営業マンが見た目が大事な理由を、後半ではあなたが得たい成果を手に入れるための5ステップを解説していきます。
社会人生活に慣れてきたあなたが一歩先の成果を手に入れるための一助になれば幸いです。
ビジネスの場で見た目は商品ラベルと同じ
ビジネスの場で見た目はかなり大事で、これは見た目はスーパーで並ぶ商品ラベルと一緒です。
例えばあなたがコンビニでお茶のペットボトルの飲料を選ぶとき、どのように商品を選ぶでしょうか。
買わないと封を開けることができないため、試飲や香りを確かめることはできません。
ではどうやって自分の飲みたいお茶を見つけるのか。
きっとラベルデザインの第一印象から選ぶのではないでしょうか?
- 緑茶が飲みたい人
- 紅茶が飲みたい人
- カフェインが入っていないものが飲みたい人
など多くのニーズがある中、お客様はラベルに書かれた情報をもとに商品を選びます。
ではそんなお茶のペットボトルでラベルなしの場合、どのように選ばれるのでしょうか。
商品の情報がわからないためその商品の価値がわかりません。
その際の選ばれ方は「好きだから」ではなく、「価格」で判断することになるのではないでしょうか。
「自分は何者であるか」を表わすには服装の力が活躍する
ビジネスの場における見た目はこの「ペットボトルのラベル」と同じ役割を果たしています。
人は無意識にあなたの「見た目」から内面を推測し、第一印象として認識をします。あなたも相手の見た目を見て「誠実そう」「明るい人」「活発的な人」などを判断することがあるのではないでしょうか。
コンビニで見た目からお茶を選ぶように、仕事や就職・転職活動時も見た目の印象や情報で判断し選ばれます。そのため第一印象を与える見た目や姿を意識して取り組みましょう。
無難な見た目はラベルなしと同じ
そんな中、見た目に興味のないビジネスパーソンのほとんどが「ラベルなし」に等しい「無難な見た目」になっています。
若手営業マンは新社会人向けの量販店にある無難なスーツに、可も不可もない靴やシャツを着ています。
この「無難な見た目」は名前の通り、難が無いですが、個性も無くなります。
つまり「無難な見た目」とはラベルを貼っていない商品と同じです。
ラベルが貼っていない商品は中身(どんな強み、価値があるか)が伝わらないため、相手に興味を持たれず、他に魅力的な商品がある場合は選ばれません。
つまり無難な見た目にいると「その他大勢」で終わってしまいます。
汚れや破損のある状態の見た目は価値を下げている
またスーパーや量販店を歩くと破れたラベルの商品、つぶれたパッケージの商品は値下げして売られていることがあります。
これはパッケージの箱が破損していたり、汚れている商品は安売りコーナーへ置かないと買ってもらえないということです。
あなたも同じで「外見なんか、どうでもいい」という振る舞いは自身の価値を下げてしまいます。
- 髪がベタベタしている。
- 汚れた服を着ている。
- 肩にフケが乗っている。
こういった清潔感のない見た目では社会的ステータスの低さを連想させてしまい、営業活動や転職活動時に価値を低くみせてしまいます。
どれだけ人は中身だと思っていても、手に取って知ってもらわないことには中身を知ってもらえません。
最低限の清潔感や身なりは手に入れましょう。
トレンドや感性に頼った見た目は与えたいイメージとズレることがある
では例えば「中身はお茶だけど、豪華に見えるようにラベルはワインのもの」を使うとどうなるでしょうか。
見た目が豪華なため、ワインを買いたい人には手に取ってもらえる可能性は増えるかもしれませんが、手に取ったお客様はイメージと違い、返品や交換を希望することでしょう。
これは何も考えず、流行りの服やブランド物の服を選んだ場合に発生します。
「トレンドや感性に頼った見た目」は自身の与えたいイメージと違う印象を与えてしまうことがあります。
例えば、教材を販売する営業マンのあなたがお客様へ与えたいイメージが「誠実」なのに、高級ブランドのロゴがスーツ一面にプリントされた服だとどんな印象になるでしょうか。
高齢者や子どもをもつ家族層には営業活動時に怖そうな印象を与えてしまうかもしれません。
自身の与えたいイメージと異なる姿はギャップを生み出すもとになりますので、あなたの得たい成果にあった見た目を手に入れましょう。
あなたが得たい成果を手に入れるための5ステップ
以上のように「見た目が想像以上に大事な理由」として見た目の重要性を解説していきました。
ではあなたが得たい成果を手に入れるためにはどのように考えて見た目を整えていく必要があるのでしょうか。
その時大事になってくるのが、あなたの得たい成果を明確にする必要があります。
ビジネスの場でどのような評価を得たいのか。どんな人に声をかけて欲しいのか。
そのような評価を得るためには「自分が何者であるか」を明確にする服装を知ることが大事になってきます
そのためには次のステップで考えていきましょう。
- 自分を「他者目線」で評価してみる
- 自分の理想の姿を考える
- 理想とする評価を得ている有名人や社内、社外の人を3人挙げ、どこが理想なのかを書き出す
- 「何者であるか」を簡潔に書く
- 存在感を印象づける「イメージカラー」を選定する
1.自分を「他者目線」で評価してみる
まずはあなた自身を「他者目線」で評価して見ましょう
あなたの「評価が高いところ」「改善した方良いところ」を「性格」「外見」の2点で挙げて見ましょう。
「評価の高いところ」✖️「性格」→
「評価の高いところ」✖️「外見」→
「改善した方良いところ」✖️「性格」→
「改善した方良いところ」✖️「外見」→
2.自分の理想の姿を考える
ステップ①ができたら、次は理想の自分を考えて見ましょう。
自分は「どのような人」として評価されたいのか、以下の項目を埋めていきましょう
- ミッション(使命と感じていること)
- ビジョン(理想とする姿)
- 座右の銘
- 持たれやすい第一印象(例:明るい、元気そう)
- 避けたい印象はどんなものか(例:怖い、暗い)
- さらに磨いて「魅力」や「武器」にしたい長所はあるか
- 他人から「どのような人」と評価を受けたいか
- 自分の「存在感」を表わす言葉として理想とするものは何か(例:熱意、誠実)
- 3年以内に具現化したい将来の夢はあるか
2.理想とする評価を得ている人を3人挙げ、どこが理想なのかを書き出す
ステップ②で上げた項目をもと「理想の未来」を実現させるのに必要なキーワードを探していきましょう。
その際に活かせるのが理想とする人物の理想の点を挙げていくことです。
- キングコング西野亮廣さんの発信力
- DJ社長の人を惹きつける話術
- 棚橋弘至さんの存在感
また営業マンであれば業界によってキーワードも変わってきます
硬めの業界の営業職であれば下記のような物です。
人情、温和、柔和、知的、利発、明敏、英明、聡明、行動力、実行力
柔らかめの業界の営業職であれば下記のような物です。
同調、賢虚、智虚、利発、知恵、迅速、臨機応変、柔軟
こういったキーワードから理想像を見つけていきましょう。
4.「何者であるか」を簡潔に書く
ステップ③で理想とする人物から導き出した「キーワード」をもとに、自身が何者であるかを簡潔に伝える「キャッチコピー」と「自己紹介」を考えていきましょう。
あなたの仕事上の姿である「ビジネスアバター」のキャッチコピーを決めていきましょう。
誠実で人情味あふれる、人生の大怪我を防ぐ保険コンサルタント
そしてそのキャッチコピーにあった自己紹介を300文字くらいで書いてみましょう。
その時に注意してほしい点があります。
- 第三者の言葉を使い、説得力を持たせる
- 実績を数値化する
- 自社(自分)を定義するキーワードを入れる
- 「行列ができる」「予約が半年待ち」などの付加価値をつける
- 周りからの評価を入れる
- 指標を明確にする(どこを目指すのか)
自分を商品として売るとしたらどんな物なのかイメージしながら考えていきましょう。
5.存在感を印象づける「イメージカラー」を選定する
最後に「キャッチコピー」「自己紹介」で決めた存在感にあった「イメージカラー」を決めていきましょう。
ビジョンや理念を「色」にして情報化するとあなた自身や他者への発信に活用されます。
- 穏やか、頼れる存在 :ブラウン、ダークグリーン
- 調和や協力してくれる存在:ネイビー
自身のキャッチコピーにあった見た目を手に入れましょう
以上五つのステップを通して自身のビジョンや理念を知ることで、その人のような見た目を手に入れることができます。
そして服装を変えることでその見た目にあった振る舞いになり、最終的には得たい評価をあなたのものにすることでしょう。
まとめ
今回は「見た目が想像以上に大事な理由」として、見た目の重要性と得たい評価を手に入れるための方法を解説していきました。
第一印象は相手が選ぶか否かを決める最初の関門です。
ビジネスシーンでは見た目によって有無の判断をされることが多くあります。
例えるならコンビニに並んでいるお茶のペットボトル飲料のようなものです。
試飲や香りを確かめられないお客さんは、ペットボトルについているラベルの見た目で判断しています。
そのためラベルの貼っていない商品はどんな味・内容なのかわからないため目的を明確にした商品に比べて選ばれにくいでしょう。
ビジネスの見た目はこの「ペットボトルのラベル」と同じ役割を果たしています。
そして服装に興味のない多くのビジネスパーソンが、「無難な見た目」という、ラベルなしのような見た目になっています。
そのため仕事やプライベートで第一印象で選ばれにくい人になってしまいます。
「見た目なんてどうでもいい」と考える人は、「破れたラベル、傷ついた商品」と同じです。
どれだけいい物だとしても、値下げしないと売れないように、自分自身で自身の価値を下げてしまっています。
とはいえ何も考えずブランド物の見た目になってしまうのも良くありません。
トレンドや感性に頼った見た目は与えたいイメージとズレることがあります。
そのためにもあなたが得たい印象を持った見た目を手に入れていきましょう。
あなたが得たい成果を手に入れるための五つのステップを解説していきました。
- 自分を「他者目線」で評価してみる
- 自分の理想の姿を考える
- 理想とする評価を得ている有名人や社内、社外の人を3人挙げ、どこが理想なのかを書き出す
- 「何者であるか」を簡潔に書く
- 存在感を印象づける「イメージカラー」を選定する
各ステップで一つずつ考えていき、ここで見つかった印象を与える見た目を探していきましょう。
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