【営業マン必読本！】思い通りに人を動かすヤバい話し方【要約＆書評】

そんなあなたへ本書を読むべき理由を解説します。

営業マンとして仕事をしていく中で、お客様や社内でのコミュニケーションで悩んだ経験はないでしょうか。
ただ、会話に関する本や心理学の本を読んで悩みを解決しようとしたものの、うまくいかなかったことも多いはず。

そんなあなたへオススメの本がDr.ヒロさん著の「思い通りに人を動かすヤバい話し方」です。

筆者は元マルチ商法でトップセールスになり、その際出会った洗脳スキルに関して発信するYouTuberとして活躍し、現在コーチングの仕事に取り組まれているDr.ヒロさんです。

本書はDr.ヒロさんがマルチ商法のトップセールスになる過程で習得した『洗脳スキル』をわかりやすくまとめられた「話し方」に関するノウハウ本となっています。

そこで今回は「思い通りに人を動かすヤバい話し方」の押さえておくべき部分を厳選して紹介します。

記事前半では「思い通りに人を動かすヤバい話し方」がどんなことを学べる本なのかを。
後半では営業マンが本書の中で押さえておくべき項目を紹介します。

本書を読むことでコミュ力が上がり、周囲の洗脳スキルに気がつき、自分や周囲の大事な人を守る武器が身につきます。

「思い通りに人を動かすヤバい話し方」はどんな本なのか

まずは本書はどんな人が書いて、どんな内容を学べるのかを簡単に解説します。

本書は誰が描いた？

著者であるDr.ヒロさんは『洗脳スキル』をYouTubeやVoicyで発信をし、今はコーチングを行なっているインフルエンサーです。

Dr.ヒロさんは大学4年の時にマルチの勧誘を受けて、6年間マルチ商法に取り組みトップセールスになった過去があります。

とはいえ最初から売上を伸ばせていたわけではなく、最初の3年間はずっと赤字でしたが、人を動かす『洗脳スキル』を身につけたことでトップセールスになることができた方です。

そんな『洗脳スキル』をコミュニケーションがうまくできるように。騙されず大事な人を守れるようにYouTubeで発信をされています。

本書はどんなことを伝える本なのか

そんなYoutubeにて発信されている『洗脳スキル』をコミュニケーションを軸に1冊の本にまとめられているのが本書になります。

このような知識が手に入るのが本書になります。

コミュニケーションを通し、相手の心を動かし、採用や契約、調整をする営業マンは必読の書です。

営業マンに活かせる本書のポイントを4つ解説！

本書の中でもここは最速で営業活動に活かせると思ったことをかいつまんで解説します。
詳細は本書をぜひ読んで欲しいのですが、考え方や行動が変わるきっかけになると思いますのでぜひチェックしてください。

順に解説します。

コミュニケーションは国語ではなく心理学

本書の学び1つ目は「コミュニケーションは国語ではなく心理学」ということです。
結論、コミュニケーションは国語力ではなく、心理学をうまく活用できるかによって変わります。

「話し方の本」を読み、話し方が上達したと思ったことがあるでしょうか。

正直なところ、コミュニケーションで大事なのは話し方ではありません。

コミュニケーションを行う中で大事なのは相手の心をうごかし、行動してもらうこと。
あなたの周りの話が上手い人は、日本語を正確に使うというよりも、相手の心へ響かせるような話ができる人ではないでしょうか。

そう考えたとき、コミュニケーションは学問で考えたときに国語というより、心理学の要素が近いです。

コミュ力を身につけるには「適切な言葉の使い方」ではなく、「適切な印象の与え方」を学ぶ必要があります。
本書で「適切な印象をどう与えるか」を身につけていきましょう。

洗脳で一番重要なのはポジショニング

本書の学び2つ目は「洗脳で一番重要なのはポジショニング」ということです。

本書は洗脳や催眠などで使われるようなスキルをわかりやすくまとめられた本になります。
再現性や有用性があり、現在ではCMやマーケティングに使われている手法でもあるため、営業活動や周囲を守るためにも活用できます。

そんな洗脳のスキルで1番重要なのがポジショニングです。
結論、どんな立場の人がどんな場所で話すかが印象を大きく操作します。

「この人の言うことは聞いておいたほうがいい。むしろ言うことを聞きたい！」と思わせることが洗脳の最重要ポイントになります。

Dr.ヒロ. 思い通りに人を動かすヤバい話し方　(p.39). フォレスト出版株式会社.　Kindle 版.

営業活動でもどんな人が話をするのかで大きく影響力は変わってきます。

そんな見た目や肩書きというポジショニングによって話を聞いてもらう、話したいと思ってもらえるかが決まります。ぜひ本書で自分が出せるポジションを見つけていきましょう。

コミュニケーションは見た目で9割決まる

本書の学び3つ目は「コミュニケーションは見た目で9割決まる」ということです。
先ほどのポジショニングの話にもつながるのですが、ポジショニングは「話す前」に決まります。

結論、コミュニケーションは見た目で9割決まります。

その概念の中核を担うのがメラビアンの法則になります。
メラビアンの法則は人の印象を占める割合が次のようになるというものです。

簡単にまとめると、

• 話の内容は少量で、
• どんな話し方かがまあまあ大事。
• どんな見た目で話しているかが結構大事となります。

大切なのは、どんな見た目の人が、どんな振る舞いで、どんな声の出し方で話すかです。

Dr.ヒロ. 思い通りに人を動かすヤバい話し方　(p.48). フォレスト出版株式会社.　Kindle 版.

営業活動でも一緒で、飛び込みやプレゼンなどの場で人の心を動かそうと思った時に大事なのは内容ではなく、どんな見た目の人が、どんな振る舞いで、どんな話し方をするかで変わります。

ぜひ見た目や振る舞いを意識して営業活動に取り組みましょう。

最初に売るべきものは「媚び」

本書の学び4つ目は「最初に売るべきものは「媚び」」ということです。

「この話題さえ選べば話上手な人になれる！」という話題の選び方があります。
結論、相手の心をこじ開けるのに一番良い話題は相手の自尊心を満たすような話題です。

会話はまずおだて・お世辞・ゴマスリから入りましょう。
人は褒められまくると相手を信頼し、心を開きがちになります。

「自尊心」はお金を払っても欲しいものです。
キャバクラなどでお金を払ってでも話を聞いてもらうとするのはこの力が働いています。

若手営業マンは職業柄、年齢層の高い人に対して営業をしたり、社内調整をすることが多いと思います。
商品やサービスの話だけでは相手に話を聞きたいと思ってもらいにくいですよね。
きっと嫌がられたり、話を聞いてもらえず帰ることになることも多いと思います。

ぜひ営業マンは周囲に媚びを売りましょう。

そう思う人もいるかと思いますが本書では太字でこのように書かれています。

断言します。 　
人に好かれる一番のコツは、全員に媚を売ることです。

Dr.ヒロ. 思い通りに人を動かすヤバい話し方　(p.73). フォレスト出版株式会社.　Kindle 版.

好かれないことには何をやってもうまくいきません。
好きな人がいう、ズレた話は受け入れられても嫌いな人の話す正論は認めたくなくなります。

ぜひコミュ力を手に入れるためにも、営業マンは「媚び」の力を手に入れましょう！

まとめ：営業マンは「思い通りに人を動かすヤバい話し方」を読んで武器を身につけよう！

今回はコミュニケーション能力を高めたい、お客様や社内の上司、後輩とうまく話せるようになりたい営業マンのあなたへ本書を読むべき理由を解説しました。

本書の中では上記で紹介した洗脳スキルや心理学に関する実践例や活かす方法をより具体的にまとめられています。

コミュニケーション力は営業活動でお客様や上司、社内での関係性構築でかなり役にたつスキルです。

若手営業マンの今、影響力を与えられるコミュ力を身につけ、結果を出せる状態を手に入れましょう！

以上！