- マスクを外して営業する機会が増えてきて口臭気になる
- 営業で外回りした後の汗の臭い大丈夫か
- 臭い対策はどうやってやればいいんだろう
若手営業マンのあなたは、成功している優秀な営業マンの共通点を知りたい方も多いのではないでしょうか?
プレゼンテーション力、交渉スキル、確かにそれらも重要なポイントです。
しかしそれら以上に大切なのが「清潔感」であることを知っていましたか?
人間の五感の中で最も直接的に印象を左右する臭いについて、あなたは自分がどのようにお客様や社内の人からされているか、認識する必要があります。
今回の記事では、誰もが無意識に感じる「臭い」の問題にスポットを当て、営業マンが陥りがちな清潔感を失う臭い3選を徹底解説します。
あなたがこれからの仕事のキャリアで、他の営業マンの一歩先を行きたいのであれば、ぜひこの記事を読んでください。
この記事を読めばあなたの「臭い」に対する意識が変わり、あなたの営業スキルを新たな次元へと引き上げるきっかけの一つになるでしょう。
営業マンが臭い対策すべき理由
そもそもなんで営業マンは臭いの対策しないといけないの?
お昼にラーメンや餃子とか食べたいよ。
営業マンのあなたは、第一印象が今後のお客様との取引に大きな影響を与えるため、清潔感を保ち好意的な印象を与えることが必要になります。
そんな清潔感の中でも最もお客様から嫌われるものが「臭い」です。
お打ち合わせを個室で行う場合、お客様は匂いについてとても敏感になるでしょう。
もしお客様が不快な臭いを感じた場合、次のアポイントが取れなくなる可能性も出てきます。
実際にタバコを吸う会社の先輩と同行営業した際に、その臭いが原因で担当を変えて欲しいとお客様から言われているのを目にした経験があります。
営業マンのあなたは、臭い対策を行いお客様を不快にさせないことが、商談を成功させるための大事な一歩になるでしょう。
営業マンの臭いによるデメリット
確かにくさいと会いたくなくなるかもね。
そのほかにも臭いことでデメリットはあるのかな?
営業マンは臭いによるデメリットで、仕事に支障をきたすケースがあります。
「この営業マン、臭い」とお客様に思われてしまったら、その時点でアウトです。
どんなにあなたが仕事を頑張って成果を出そうとしても、臭いというだけでお客様は営業マンのあなたから離れて行ってしまうため、注意しましょう。
- お客様との関係性の悪化
- 社内での人間関係の悪化
臭いが原因となり関係が悪化することで、どのような影響が出てくるのか解説します。
お客様との関係性の悪化
営業マンのあなたの不快な臭いは、お客様の意識や感情に直接影響を与え、結果として信頼関係やコミュニケーションの質が低下することになるでしょう。
「スメルハラスメント」という用語も作られ、「smell:臭い」+「harassment:嫌がらせ、迷惑」が合わさり、ニオイが原因で人に不快感を与えてしまうことです。
臭いは見た目とは違い、直接的に目でみえるものではないため、体臭など自分のニオイが人を不快にさせていることに気づいていない場合もあります。
お客様が臭いを不快に感じたとしても、営業マンのあなたに直接注意はしてこないでしょう。
お客様に連絡してもアポイントが取れず、気づくと他の営業マンと打ち合わせを進めているということにもなりかねません。
自分で気づかないうちに不信感を持たれてしまうこともあるため注意が必要です。
お客様と会う際は、口臭や汗の臭いなどを入念にチェックするようにしましょう。
社内での人間関係の悪化
営業マンのあなたの臭いが原因で社内での人間関係が悪化する可能性があります。
顔を背けたくなるような強烈な口臭や、鼻の奥にツーンとくるような汗の臭いがする人が、同じ職場で隣の席にいたら営業マンのあなたはどう思いますか?
席を変えてほしい、一緒に個室で打ち合わせしたくないと思うのではないでしょうか。
職場で臭いの問題がおきると、「あの人の近くでは仕事をしたくない」「近寄りたくない」「席を話して欲しい」などの要望がでてきます。
この様な状態になると、人間関係の悪化を引き出しチームワークの低下につながり、結果を出しにくい環境となり大きな問題です。
もし営業マンのあなたがそのように指摘されてしまったら、その相手に対して嫌な気持ちが出てきて、その後のコミュニケーションにも大きな悪影響が出てきます。
そうならないためにも、毎日顔を合わせる社内での人間関係は良好にしておく必要があるでしょう。
営業マンが嫌われる匂いの原因3選
「臭いがすることによるデメリットはわかったけど、自分ではわかりにくい」
「具体的にどのような臭いに注意すればいいの?」
営業マンのあなたはお客様から好かれることが成績に直結するため、嫌われてしまうと仕事になりません。
営業マンのあなたが嫌われる臭いの原因は3つ挙げられます。
- 口臭
- タバコや食事などの外的要因
- 汗、ワキガなどの内的要因
それぞれの原因と対策について解説するので、自分があてはまるものがあればしっかり対処するようにしましょう。
嫌われる臭い①:口臭
口臭は、本人やまわりの人が不快に感じる呼気のニオイです。
一時的に強くなる生理的なものもあれば、舌苔(ぜったい=舌にたまった食べカスや粘膜、細菌のカス)の異常や歯周病などトラブルが原因になります。
原因
お客様と直接話す機会が多い営業マンのあなたは、不快な思いをさせないための口臭のケアが必須です。
口臭の原因として多いのは歯周病になります。
歯周病の特徴は歯周ポケットができることで、口の中が細菌の格好の住みかになります。
細菌の中でも嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生し、これが口臭の原因です。
病的口臭の原因となる疾患には、歯周病やむし歯、歯垢、舌苔(ぜったい、下の表面につく白いコケのようなもの)などがあげられます。
対策
口臭の原因のほとんどは口の中にあるため、治療を考える場合には、まず歯科・口腔外科を受診するのが適切です。
歯周病やむし歯、歯垢や舌苔は治療を受けることで改善することのできる疾患になります。
自身でケアすることでクリアできるものもあるので、対策するようにしましょう。
嫌われる臭い②:タバコや食事、香水や柔軟剤などの外的要因
臭いの原因にはタバコや食事、過剰な香水、柔軟剤などの外的要因があげられます。
普段の生活の中で対策できるものが多いので、原因を把握するようにしましょう。
原因
タバコによる口臭の原因は、口の中で乾燥して細菌が増えることによるものです。
タバコを吸ったことにより増えた細菌が口臭の原因となっています。
食事ではニンニク、ニラ、などの臭いの強いものを食べたり、アルコールや喫煙により臭いの元になる成分が胃の中で消化され、血液を介して全身に循環し肺を経由して吐き出されることが原因です。
対策
タバコや食事の臭いは、うがいや歯磨きなどで、定期的に口の中を清潔にするように心がけましょう。
また過剰な香水や柔軟剤などの臭いは、お客様に不快感を与える原因になるので、つけすぎなどにも注意が必要です。
嫌われる臭い③:汗、ワキガなどの内的要因
臭いの原因にはワキガや汗などの内的要因もあげられます。
原因
ワキガはアポクリン汗腺から分泌される汗によって発生します。
アポクリン汗腺から分泌される汗にはタンパク質や脂質等の有機酸が含まれており、それが腋に存在する常在菌により分解されることで、あの独特の嫌なニオイが発生するのです。
また汗自体の臭いはほとんどなく、汗が皮膚の表面でアカや皮脂などと混じり合い、これを細菌が分解することでニオイ物質が発生し臭くなります。
対策
ワキガの対策は食事の改善や、制汗剤や殺菌剤を使用するようにしましょう。
汗についはニオイの原因となる汗をこまめに拭くことで、ニオイを抑えられます。
まとめ:現状を把握し、しっかりと臭い対策をしよう!
今回は営業マンのあなたが対策すべき臭い3選について解説しました。
嫌われる臭いは下記の3つです。
- 口臭
- タバコや食事などの外的要因
- 汗、ワキガなどの内的要因
営業マンは清潔感が求められるため、お客様と良好な関係を築く上で臭いの対策は必須です。
臭いの原因には自分で対策できるものもあれば、治療が必要なものもあります。
営業マンであるあなたは自分がどれに該当するかを把握し、臭い対策をしっかりと行うようにしましょう。
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