- 自分の見た目をよく見せれる色を知りたい。
- 色彩心理学によって与えられる印象を知りたい。
- でも色が与える影響やイメージってどんなものがあるのだろう?
今回はそんな疑問を持つ若手営業マンのあなたに向けて営業活動に活かせる色彩心理学について紹介します。
突然ですが、あなたの好きな色はなんでしょうか?
実はその選んだ色であなたの性格傾向がわかります。
自分は赤や緑とか好きだな~
色には身につける人の印象に影響を与える力があり、身につける人のココロにも作用する力を持っています。
あなたも赤やオレンジのような明るい衣装を着た際はなんだか明るい気持ちに。
青や緑のような寒色系の服を身に纏った時は心なしか冷静、落ち着いた気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は色の持つ力、色が持つイメージについて解説していきます。
色が持つ影響力を自身の生活に取り入れることで、
- 自身の服装で会社の仲間やお客様に与えたい印象を演出したり、
- 商談や謝罪の場などに合った色合いを選べたり、
- 自分自身の心の状態や意識を演出することができます。
記事前半では色彩心理学や色の持つイメージを、
後半では営業マンが色彩心理学を活用する方法を解説していきます。
見た目に色の力を入れて、相手にも自分にもいい影響を与えていきましょう!
色の力で相手や自分のココロを動かそう!
そもそも色の心理学とは?
そもそも色の心理学とはどんなものでしょうか。
結論、色の心理学とは色を通して人間の心を研究する学問のことです。
色は人間の心と深い関わりがあります。
ビジネスの場でも会場や服装などで、色彩心理学が取り入れられています。
色をうまく活用することでなりたい自分に近づくことも可能です。
色の持つ力を知っていきましょう。
色は相手や自分のココロに作用する
色を活用するだけで、本当に印象って変わるのかな?
結論、色には相手や自分のココロに作用する力があります。
色には身につける人の印象に影響があります。
また、色は身につけたあなた自身のココロにも作用します。
まずは相手と自分、両方の面から色の持つ力について考えてみましょう。
対相手:色は身につけた人の印象に影響を与える
色には身につけた人の印象に影響を与えます。
例えば赤色には情熱やリーダーシップを感じさせます。
プレゼンの場で明るめの色で出ている人には熱意を感じることでしょう。
逆に青色には誠実さや冷静さ、信頼感を感じさせます。
謝罪の場や交渉の場で寒色系の色を身につけている人には誠実さを感じることでしょう。
このように身につけられた色から、パッと見で印象が生まれます。
お笑い芸人や政治家などの人前で出る仕事の際に、服装の色が話題に上がるのも、それだけ色が与える印象が大きいことがわかります。
お客様や上司や部下へ与えたい印象がある場合はその印象を持つ色を身につけましょう。
対自分:色はあなた自身にも影響を与える
色のイメージはその色を身につけた、あなた自身のココロにも大きく作用します。
アメリカのある刑務所では、壁をピンクに塗った部屋に凶暴な囚人を入れたところ、囚人の心理状態が穏やかになったという研究結果があります。
このようにあなた自身がいる環境、身なりに得たいイメージのものを置くと、色の持つ得たい影響を手に入れることができます。
例えば赤色の服を着ている時は情熱的、活動的にエネルギーを感じることがあります。
「この場では活力のある姿でいたい」という人は意識的に赤色のネクタイやタオルなどを持っておくと良いでしょう。
また緑色には安らぎや穏やかさを感じさせます。
自然豊かな公園を歩いている時は、心なしかリラックスした状態になっていたことがあるのではないでしょうか。
このように色は相手だけでなくあなた自身にも影響を与えます。
色が持つイメージの一覧
では色から連想されるイメージについて、いくつか例を見ていきましょう。
どの色にもポジティブなイメージと、ネガティブなイメージを持っています。
あなたの場合はどんなイメージを取り入れたいか考えながら見ていきましょう。
情熱的、活動的、積極性、喜び、愛情、興奮、怒り、衝動的、破壊、派手、危険、刺激、焦り
アクティブ、陽気、社交的、暖かい、温もり、フレッシュさ、にぎやかさ、ポジティブ、わがまま、大衆的
明るい、天真爛漫、元気、好奇心、エネルギー、愉快、幼稚、注意、奇抜
穏やか、安定、自然、調和、安全、調和、新鮮、若さ、未熟、早熟、保守的
冷静、クール、誠実、清潔、知的、男性的、爽やか、涼しい、冷たい、憂鬱、不安
可愛らしさ、優しい、幸せ、安心感、女性的、健康的、甘い、いやらしい、幼稚、わがまま
高級感、優雅、上品、神秘的、伝統、古典的、妖艶、芸術的、繊細、孤独、毒々しい
落ち着き、安定、温もり、素朴、堅実、質素、地味、保守的、おとなしい
清潔、清楚、潔癖、純粋、美しさ、神聖、正義感、シンプル、冷淡、空虚
中立、調和、協調性、落ち着き、大人、控えめ、不安、あいまい、憂鬱、根暗、無機質
高級感、クール、シック、威厳、強さ、重厚感、暗い、恐怖、孤独、死、絶望
与えたいイメージの色を持つアイテムを服装に取り入れよう
色の持つイメージを知ったら、手に入れたいイメージを持つ色を自分自身に取り入れていきましょう。
意識的に「あなたがなりたい状態の色」を身につけることで、なりたい心理状態に近づくことができます。
営業職の場合、色の力を取り入れるのにおすすめなのは「スーツ」「ネクタイ」「小物類」です。
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム:スーツ
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム1つ目はスーツです。
スーツの場合、黒色は避けましょう。
日本のスーツの代名詞である「黒色」。
世間一般では黒色は冠婚葬祭で使用される、喪服やパーティーの色とされており、ヨーロッパでは日常のスーツに白と黒は選ばないのが基本であり、ルールとなっています。
黒色の持つ高級感や厳格さというところからも営業の場では合いません。
身体の8割を占めるスーツの色選びには気をつけましょう。
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム:ネクタイ
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム2つ目はネクタイです。
ネクタイの場合、日によって色を使い分けましょう。
プレゼンの場で「熱意のある印象」をお客様へ与えたく、あなた自身も「活発な姿」でいたいなら、赤色のネクタイ。
謝罪の場で「誠実さのある印象」をお客様へ与えたく、あなた自身も「冷静な姿」でいたいなら、青色のネクタイ。
場面に合わせて身につけると与えたい印象を相手やあなた自身に与えることができます。
あなたの仕事で発生する場面に合わせた色を持つアイテムを集めていきましょう。
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム:小物類
営業マンが色の力を取り入れるのにおすすめのアイテム3つ目は小物類です。
小物類の場合、お客様の目に入るものは意識して決めていきましょう。
持ち物はお客様、営業マン自身に『安心感』を与えています。
この人の持っているものはこだわりがある。
この人はおかしくないだろうと思われる持ち物を選びましょう。
学生時代に使用していたカラフルなものはどうしても学生感が出てしまいます。
- 高級感を感じる黒や紺色のボールペンやノート、スマートフォン。
- 落ち着きを感じる茶色の名刺入れ。
- テンションを高める赤いハンカチ。
このように意識して持ち物を選んでいきましょう。
まとめ:自分の見た目に色の力を手に入れよう!
今回は色の持つ力をテーマに、「色が与える影響」「色の持つイメージ」について解説していきました。
色には心理的に影響があり、うまく取り入れることができれば、相手への印象だけでなく、あなた自身のココロの状態を得たい結果にすることができます。
営業職の場合、着用するスーツやネクタイ、小物類で演出が可能です。
色の持つイメージを知り、相手、あなた自身にほしい印象を与えるものにしていきましょう!
以上!
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